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強さと美しさ

谷崎潤一郎(1886─1965年) 
東京・日本橋生まれ。1911年東京帝大国文学科中退。
在学中にデビュー作『刺青』を発表し
永井荷風に激賞されて文壇的地位を確立した。
その後も豊潤な官能美と陰影ある古典美の世界を展開して
常に文壇の最高峰を歩みつづけた。
主著に『痴人の愛』、『細雪』、『瘋癲老人日記』、『陰翳禮讚』など多数。

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【細雪】
大阪船場に古いのれんを誇る蒔岡家の四人姉妹、
鶴子、幸子、雪子、妙子が織り成す人間模様のなかに、
昭和十年代の関西の上流社会の生活のありさまを
四季折々に描き込んだ絢爛たる小説絵巻。
『源氏物語』の現代語訳を成し遂げた著者が、
現代の上方文化のなかにその伝統を再現しようと
戦争中の言論統制によって雑誌掲載を禁止されながらも
えいえいとして書き続けた記念碑的大作である。


最近橋下氏の話題でいつもマスコミを賑わせている大阪ですが
この【細雪】で描かれている大阪はまた違う一面を覗かせる。
優雅で純然としたその様子は日本的な美意識が
詰まっている様な気がしたのでした。
昭和十年代の人々の生活の足元まで戦争の影が差し始める頃。
大阪の上流家庭・蒔岡家の四人姉妹は
世間の喧騒を余所にそれぞれ逞しく生きている。
人が生きる様を描くこの本書には
人の華やかな部分だけがある訳ではない、
日本人の強さとはその影の部分が色濃くあるから
純然と立って行けるのであろうと想うのでした。

困難に立ち向かう・・・
そんな今を経て
日本人としての強さと美しさが
続いていくことを願うのでした。


YEN BOOKSの在庫情報をお知らせします。

【 アムリタ (下) 】  吉本 ばなな
【 異邦人 】 カミュ
【 余生 】 北野 武
【 AMELIE アメリ 】 イポリト・ベルナール
【 シュレース・ジョー 】 W・P・キンセラ
【 雨の日も、晴れ男 】  水野 敬也
【 もの食う人びと 】  辺見 庸
【 向日葵の咲かない夏 】  道尾 秀介
【 納棺夫日記 】   青木 新門
【 3分で右脳が目覚めた。 】  中谷彰宏
【 雨の日のイルカたちは 】  片山 恭一
【 容疑者Xの献身 】  東野圭吾
【 ひな菊の人生 】  吉本ばなな
【 我らが隣人の犯罪 】  宮部みゆき
【 フライ、ダディ、フライ 】  金城一紀
【 日々のパワー 】  掘川波
【 深い河 】  遠藤周作
【 蹴りたい背中 】  錦矢りさ
【 かもめ食堂 】  群ようこ
【 村上龍料理小説 】  村上 龍
【 夜は短し歩けよ乙女 】  森見登美彦
【 魔術はささやく 】  宮部みゆき
【 白鳥 】  村上 龍
【 みずうみ 】  よしもとばなな
【 神様のボート 】  江国香織
【 国境の南、太陽の西 】  村上春樹
【 雪の夜話 】  朝倉卓弥
【 月の裏側 】  恩田陸
【 きりこについて 】  西 加奈子
【 留学 】  遠藤周作
【 僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 】  中島らも
【 夢見通りの人々 】  宮本輝



 


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2011.12.18 | | Trackback(0) | YEN BOOKS 

食べるという事

食べること。

それは誰しも欠かすことの出来ない生きる為の行為だ。
この食べるという事に対して人は様々な価値観を抱えている。
いったいこの食べるという行為は
人に何をもたらしているのだろうか・・・

自分がはじめて彼女に作った料理の事や
自分へのご褒美に焼く肉のお話し。
一人になりたい時に行くBARで出てくるパスタの事や
京都に行くと食べる漬物屋さんのご飯のお話し。

食べ物の事で出てくるストーリーは自分にも沢山ある。

だからこそそんな食べるという事を題材にした本を読むのも
自分には大事な時間になる。

港町食堂(奥田英朗)つむじ風食堂の夜(吉田篤弘)
デザートはあなた(森曜子)村上龍料理小説集(村上龍)
かもめ食堂(群ようこ)・・・

食にまつわる本は数多いのだが
今回おすすめしたいのは
【もの食う人びと】辺見庸。

1994年に発表されたこの作品は、
ルポ・ライターの辺見庸氏が世界各地を旅しながら
その土地でその土地の食べものを食べ歩いた記録です。
でもこの本は間違ってもグルメ紀行本では無く
彼が食べたものをあげると、
捨てられた残飯、囚人食、難民向け援助食料、
修道院の精進料理、放射能に汚染された食品、
ロシア海軍の給食、猫用の缶詰、
国連平和維持軍の各国携帯食・・・
そうです、
美味しそうな食べものは登場しないのです。

「ともに食いながら話せば果てしない殺しあいより、
食う楽しみを取り戻すほうがいいと、胃袋で理解できはしないか」

かなり骨太な題材ではあるが
食を通して見つめる世界のひとつとして
おすすめしたいと思う。

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YEN BOOKSの在庫情報をお知らせします。

【 アムリタ (下) 】  吉本 ばなな
【 異邦人 】 カミュ
【 余生 】 北野 武
【 AMELIE アメリ 】 イポリト・ベルナール
【 シュレース・ジョー 】 W・P・キンセラ
【 雨の日も、晴れ男 】  水野 敬也
【 もの食う人びと 】  辺見 庸
【 向日葵の咲かない夏 】  道尾 秀介
【 納棺夫日記 】   青木 新門
【 3分で右脳が目覚めた。 】  中谷彰宏
【 雨の日のイルカたちは 】  片山 恭一
【 容疑者Xの献身 】  東野圭吾
【 ひな菊の人生 】  吉本ばなな
【 我らが隣人の犯罪 】  宮部みゆき
【 フライ、ダディ、フライ 】  金城一紀
【 日々のパワー 】  掘川波
【 深い河 】  遠藤周作
【 蹴りたい背中 】  錦矢りさ
【 かもめ食堂 】  群ようこ
【 村上龍料理小説 】  村上 龍
【 夜は短し歩けよ乙女 】  森見登美彦
【 魔術はささやく 】  宮部みゆき
【 白鳥 】  村上 龍
【 みずうみ 】  よしもとばなな
【 神様のボート 】  江国香織
【 国境の南、太陽の西 】  村上春樹
【 雪の夜話 】  朝倉卓弥
【 月の裏側 】  恩田陸
【 きりこについて 】  西 加奈子








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2011.05.25 | | Comments(0) | Trackback(0) | YEN BOOKS 

昇るということ

YEN BOOKSの在庫情報をお知らせします。

【 アムリタ (下) 】  吉本 ばなな
【 異邦人 】 カミュ
【 余生 】 北野 武
【 AMELIE アメリ 】 イポリト・ベルナール
【 シュレース・ジョー 】 W・P・キンセラ
【 雨の日も、晴れ男 】  水野 敬也
【 もの食う人びと 】  辺見 庸
【 向日葵の咲かない夏 】  道尾 秀介
【 納棺夫日記 】   青木 新門
【 負け犬の遠吠え 】  酒井順子
【 半落ち 】  横山秀夫
【 3分で右脳が目覚めた。 】  中谷彰宏
【 雨の日のイルカたちは 】  片山 恭一
【 容疑者Xの献身 】  東野圭吾
【 ひな菊の人生 】  吉本ばなな
【 お菓子と麦酒 】  サマセット・モーム
【 サヨナライツカ 】  辻仁成
【 あるキング 】  伊坂幸太郎
【 砂漠 】  伊坂幸太郎
【 ステップファザー・ステップ 】  宮部みゆき
【 宇宙のみなしご 】  森絵都
【 フライ、ダディ、フライ 】  金城一紀
【 日々のパワー 】  掘川波
【 深い河 】  遠藤周作
【 蹴りたい背中 】  錦矢りさ


森絵都の【宇宙のみなしご】で登場人物たちは深夜の家の屋根に昇る。
自分の好きな映画【月曜日に乾杯】でもヴァンサンは屋根に昇っていた。

実は自分もよく昇る。
Rの店舗は屋根上に行ける階段があるので深夜に屋根上での時間を過ごす、
そんな行動を前触れも無く行う。

昇ることでそれぞれがどんな事を感じて見ているのか・・・
それは分からないですが
人は昇った景色から何かを得ることもあるのかもしれませんね。

思えば子供の頃も
壁があればそこによじ登って壁の上を歩いていた。
左右に手を伸ばして壁をよく歩いていた事を思い出す。

高い何かがある。
そこに昇ってみたいと思う。
そして昇る。

そのフウケイを見て感じたい。

自分の大事な部分です。



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2010.09.03 | | Comments(0) | Trackback(0) | YEN BOOKS 

さくらから円になったこと

YEN BOOKSの在庫情報をお知らせします。

【 アムリタ (下) 】  吉本 ばなな
【 デザートはあなた 】 森 瑤子
【 異邦人 】 カミュ
【 余生 】 北野 武
【 AMELIE アメリ 】 イポリト・ベルナール
【 シュレース・ジョー 】 W・P・キンセラ
【 雨の日も、晴れ男 】  水野 敬也
【 もの食う人びと 】  辺見 庸
【 向日葵の咲かない夏 】  道尾 秀介
【 納棺夫日記 】   青木 新門
【 負け犬の遠吠え 】  酒井順子
【 半落ち 】  横山秀夫
【 3分で右脳が目覚めた。 】  中谷彰宏
【 雨の日のイルカたちは 】  片山 恭一
【 容疑者Xの献身】  東野圭吾
【 ひな菊の人生 】  吉本ばなな
【 お菓子と麦酒 】  サマセット・モーム
【 かもめ食堂 】  群ようこ
【 サヨナライツカ 】  辻仁成
【 あるキング 】  伊阪幸太郎


YEN BOOKSを始めた頃に【さくら】という西加奈子さんの本が
交換されてYEN BOOKSにやって来た。
ふと読んでみたくなり自分の本と交換してさくらを読んだ。

“長谷川家上空では、冷たさをものともせず勇ましく風が吹いている。
その雲の合間に、木々の梢に、川の流れに、古いポストの横に、
赤レンガの壁に、運動場の隅に、二号線の行く先に、美竹荘の二階に、
世界中のあらゆる場所に、僕らのボールを、
今か今かと待っている誰かがいる。
どんな悪送球でも、ばっちり受け止めてしまう、
大きくて暖かで、かけねの無い、何かがいる。

あなたの愛は、僕を世界の高みに連れて行ってくれる。

僕の携帯を散々いじるのに飽きて、ミキは庭に降りてくる。
大きすぎるサンダルを履いて、
寒そうに、でも嬉しそうにこう言う。
「サクラ!」
僕らの新しい年が始まる。”


そして今、西加奈子の本はすべて読んでいる。

西加奈子の本は人と人とのかかわりが場面になっているものが多い。
淋しかったり、厳しかったり、激しかったり、
優しかったり、温かかったり・・・
見たものを見えるとおりに感じて伝える。
だから選ぶ言葉は素直で読み手にすんなりと入ってくる。
日常の些細なことがこんな風に見えるんだっ、
本を読んだ後には必ずと言っていいほど新しい世界が始まった気になれた。

[あおい][きいろいゾウ][しずく][窓の魚][うつくしい人][きりこについて]・・・
たくさんの出会いをくれた西加奈子の本たち。

YEN BOOKSでの本の出会いから
こんな風にすべては円の様にまわっていく・・・

【さくら】を届けてくれた人に御礼を言いたいと思う。



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2010.05.13 | | Comments(0) | Trackback(0) | YEN BOOKS 

デザートはあなた

YEN BOOKSの在庫情報をお知らせします。

【 アムリタ (下) 】  吉本 ばなな
【 彗星物語 】  宮本 輝
【 デザートはあなた 】 森 瑤子
【 異邦人 】 カミュ
【 余生 】 北野 武
【 AMELIE アメリ 】 イポリト・ベルナール
【 シュレース・ジョー 】 W・P・キンセラ
【 みずうみ 】  よしもとばなな
【 雨の日も、晴れ男 】  水野 敬也
【 もの食う人びと 】  辺見 庸
【 神様のボート 】  江國 香織
【 向日葵の咲かない夏 】  道尾 秀介
【 納棺夫日記 】   青木 新門
【 ラバーズ・オンリー 】  山田詠美
【 負け犬の遠吠え 】  酒井順子
【 半落ち 】  横山秀夫
【 きりこについて 】  西 加奈子
【 カメレオンのための音楽 】   カポーティ
【 3分で右脳が目覚めた。 】  中谷彰宏
【 雨の日のイルカたちは 】  片山 恭一


デザートはあなた

森瑤子の【デザートはあなた】という小説。
主人公の大西俊介が毎回、女性を招待して手料理をふるまうという設定。

デザートを出すタイミングでの決め台詞は
「デザートは何かって?もちろん君だよ」とキザな台詞を添えるのだが
上手な女性達にいつも軽くかわされるという
一見中身の無いストーリー。

しかし当時この本を読んで主役の大西俊介に憧れた、、
彼は料理にお金をかけて食材を探すわけでは無い、
自分の好奇心や美的意識で失敗もするが凄く魅力的に料理を作る。
料理を作りながら女性と会話を楽しみ、
そして料理を楽しむという場面は当時1人暮らしを始めた自分には憧れだった。

後、この本では一貫して熱い情熱でサグラダファミリアで石工を続ける
今井田勲という登場人物に対して大西はサポートする為に奔走する。

この大西という主人公は自分の美意識に対して
何事にも一貫して手を抜かないという姿勢がある。
それに自分を照らし合わせて情熱を傾けるものが
無かった自分に落胆した事を記憶している。

料理と情熱を傾ける目的、
それぞれこの本を手にしてから少しは変われたのではないだろうか。
しかし「デザートはあなた」という台詞はいまだに試したことは無い・・・

この本、デザートはあなたはドラマにもなっている。
主人公役が岩城滉一その他の登場人物に夏木 マリ・宮沢りえ・かたせ梨乃・
萬田 久子・名取 裕子・倍賞 美津子 ・風吹 ジュン・紺野 美沙子・川島なお美・・・
とそうそうたるキャスト。
その中でも主人公の悪友役に今年亡くなられた忌野 清志郎が
出演していい味を出していたのが印象的。

それとサグラダファミリアで働いている人物のモデルは外尾悦郎さん。

本はいろんな事が詰まってる。
面白さが尽きない本の世界・・・
あなたもYEN BOOKS始めませんか?



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2009.10.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | YEN BOOKS 

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